睡眠障害：毎晩よく眠れていますか？
パーキンソン病の方で、眠れない方はたくさんいます。人によっては入眠剤などを服用される方もいます。
夜の時間がもったいない気がして、つい起きていてしまう、、、パソコン、スマホがやめられないという方もいます。
ご自身で調整できる習慣は必ず修正しましょう。
パーキンソン病の睡眠障害は運動不足が原因
一方、今までのカウンセリングから出た結論は、多くの方は運動不足が原因ということです。
夜中のトイレの回数や早朝の目覚めも運動不足が解消すると減ります。
睡眠障害対策として大事なのは運動の質と量の管理。
たくさん運動すればいいわけではありません。
貴方の体力にあった運動の種類と運動量があります。
夜自然に眠るためには、ご自身の『健康管理に必要な運動の 質と量 を探す』ということです。
パーキンソン病の睡眠障害の中で趣味やPCが止められないのは副作用
運動不足が原因の方が多いのですが、中にはドーパミンの副作用で何かに集中してやめられないために寝られない方もいます。
ドーパミン以外のお薬の副作用は非常に怖いですが、ドーパミンにも副作用はあるのです。
運動が多すぎると疲労が出たり、カラダが固くなったり
眠る直前に軽く全身の筋肉を動かすことが有効です。
「運動はたくさんしたほうが良い」と思い込んでいる方も多いのですが、それほどパーキンソン病は単純ではありません。
運動の量や強度が強すぎるとパーキンソン病のカラダは固まります。
筋トレで重いものを持ち上げるときよりも、指先で繊細な運動をしたときのほうが脳の血流が上がることが知られています。
軽く全身を動かすことにより、脳が体の情報を把握して寝ているうちに修復します。
軽く動かすと多くの方は血圧が下がります。
あなたに合った運動の種類と量を探しましょう
健康で長生きしている方たちが普通にやっていることです。
実は自分にあった簡単にできる運動を探すことは難しいことなのです。
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