屈強な男性に多い不思議なパーキンソン病の原因のお話

パーキンソン病 情報・対策日誌

 昨年のことですが、たまたま偶然、身長が180センチ近くある男性で50代から60代前半でパーキンソン病の方、数名が同じ原因だった事例をご紹介します。

作り話と思われる方もいるかもしれませんが、本当のお話です。

共通点は

  • 皆さん、とても知的な職業に就かれていました。
  • 素敵な奥様と一緒に来られます。
  • 体格も良いので体力もありますが、動きがギクシャクしています。

スタジオにはコナラの太い丸太が置いてあります。

その丸太を持ち上げてくださいというと、「絶対に無理です!」とすぐに拒否されます。

でも、僕が奥様達に「奥様すみませんが持ち上げてみてください」と頼むと、

奥様達はヒョイと簡単に持ち上げます。

それを見ると、ご主人はものすごく驚いた顔になるのですが、、、、

「奥様でも簡単ですから、どうぞ!」というと、

次の瞬間、簡単に持ち上げます。

このお話のポイントは男のプライドや、夫婦の意地の張り合いの話ではありません。

何故か自分は身体が弱いと思いこんでいる

「なぜか自分は身体が弱い」と思いこんでいて、極力体力を使わないようにしているということです。

皆さん、若い頃から、重いものを持つことは、奥様に頼んでいたそうです。

お仕事もカラダを使わない、デスクワークが多く、その上、意識してできるだけカラダを使わないようにしている、、、、、

でも実際のお体は人一番運動に向いていて筋肉も多く体力もあります。
実は筋肉が多い方は健康を維持するための運動量は一般の人よりも多く必要です。

それなのに動かないように心がけていると、身体は段々おかしくなってパーキンソン病と言われる症状が出ます。

このタイプのパーキンソン病の方はセラサイズで基本的な神経接続のバランスを取れば、どんどん運動ができる体になっていきます。そうなると運動するほど調子が良くなります。

今回ご紹介したのは、このタイプの方へのメッセージです。

「皆さんは、しっかり動く習慣を心がけると簡単に良くなり、クスリも減らせますから、どんどん良くなります!」

是非、ご自身に合った運動習慣を探して、お元気になっていただければと思います。