パーキンソン病の薬はとても強力です。
・症状がパーキンソン病が原因なのか、クスリの副作用によるものなのか、お判りですか?
・クスリが原因の副作用に対して、更にクスリを増やすことは、複雑な副作用につながります。
・パーキンソン病のジスキネジア、幻覚、カラダが曲がるなどの多くはクスリの副作用です。
クスリの副作用は個人により異なるので医師も製薬会社も予測できません。
以下の症状の多くはパーキンソン病のクスリの副作用です。
ほかにも、何が起こるかわからないのが副作用なのです。
頭痛、臭覚異常、味覚異常、起立性低血圧、頻尿、便秘、腰痛、異常な発汗、幻覚、認知症、抑うつ、腰が急に曲がる、薬を飲まないと動けなくなる
パーキンソン病のクスリの副作用に対して、さらに別のクスリを飲むことは最悪の対処方法
医師任せにしないで、ご自身とご家族でクスリの副作用をよく観察し確認しましょう。薬を変えた時などはご家族で異常がないか、新たな変化をよくチェックしてください。
クスリ漬けにならないために大切なのはご家族のご協力です。クスリの取り扱い説明書も書いてありますが、慎重にクスリの影響を観察して、異常時はすぐに服用をやめてください。
パーキンソン病のクスリは治療するわけではなく、症状の緩和機能だけだからです。
それに効果がなくても副作用の可能はあるのです。
パーキンソン病の症状(パーキンソニズム)は、いわば、カラダの警報です。
正常でなくなると「振戦」「手の震え」「すくみ足」等の症状が出るのであり、原因ではありません。
医学的には原因は不明とされ、典型的な症状があり、ドーパミンが効果があると「パーキンソン病」と診断されます。
「振戦」「手の震え」「すくみ足」等の症状は人により原因は異なるのです。
症状の緩和は警報を止めているだけなので、クスリを飲むだけでは症状は進行するのです。
ですから、ひとつひとつ「症状の原因」を考えていくことが重要です。
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