パーキンソン病の運動のポイントと注意点

パーキンソン病の運動のポイントと注意点パーキンソン病 情報・対策日誌

パーキンソン病はたくさん運動した方がカラダは動くようになる?

そう書くと「筋トレや、頑張って運動をしよう」と思いがちです。

でも、筋トレはパーキンソン病向けの運動としては最適ではありません。

がんばって動かし過ぎたり、強い刺激をカラダに与えると、カラダは固くなってしまいます。もちろん、翌日以降に筋肉痛も出てきます。筋肉痛が起きたときは運動の刺激は強すぎます。

人間のカラダの細胞は平常時は最大筋力の20%しか使っていません。そして、30%以上の負荷を繰り返しかけると細胞は変化し始めます。しかし、負荷が60%位を超えたあたりで細胞の変化率は最大値になります(このことは30年以上前のハーバード大学の論文や、東大の論文でも発表されています。)

筋トレは筋肉を太くするために、高い負荷をかけますが、健康管理に高い負荷は不要です。「表参道セラサイズスタジオ」では高い負荷をかけませんが十分カラダが変わって体型も変わっています。

自分に合った適度の運動の種類と強度を探すことが重要です。

パーキンソン病には筋トレより精緻な動作が効果的

実は重い物を持ち上げる筋トレよりも、精緻な動作の時の方が脳の血流が上がることが脳科学の実験で分かっています。

つまり、頑張って重い物を動かそうとするより、考えながら指先の複雑な動きをコントロースしたときの方がシナプスがつながるなどの反応が起こり、脳の血流が上がるのです。

これがパーキンソン病のセラサイズが効果的な理由の一つです

ほとんどの運動は、いかに高い負荷をカラダに入れるかという見地で作られている運動です。

負荷の上限の制限がないのです。
そのため、アスリートですらケガをします。

「セラサイズ by 脳細胞活性ストレッチ理論」は動きのカラダや脳に与える影響を考慮して動きを設計しています。負荷の上限も決まっています。

それに加えて3800種類以上の効果的な動きがあるので、改善効果が出ています。

セラサイズ以外で本当の意味で科学的にパーキンソン病専門の動きを考えて効果が出ている運動は海外にも無いと思います。

体験された方の多くは効果を実感されます。