セラサイズと運動の種類と運動量について

パーキンソン病 情報・対策日誌

1,体の状況により適切な運動量は変わります。

セラサイズを始めたばかりの頃、体が運動になれるまでは運動のし過ぎに注意が必要です。

運動するときは記録を取りながら自分にとって適切な運動量を探しましょう。

『今日は調子が良いから、もっとやろう!』は、パーキンソン病にとって一番危険な動き方です。

動きすぎると反動が来ます。

ドーパミンの副作用にも、やりすぎ、止められなくなるという効果もあります。

感覚では適切な運動量はなかなかわかりません。

しばらくセラサイズをやっていると、自然にやれることが増えてきます。

その頃になると、意識してセラサイズの回数を増やしたり、運動量全般を無理なく増やしていけます。

2,歩行は小脳で行うので、いつもの下半身の同じ筋肉しか使いません。

パーキンソン病の方は歩行時にはいろいろな歩き方をして、いろいろな筋肉を使いましょう。

(例:歩幅を広げる、内股、外股で歩くなど)

あるき方を変えると使う筋肉が増えます。

膝の痛みも改善する可能可能性があります。

3,歩行時には上半身の筋肉は使いません。

できれば、上半身を使う運動も入れましょう。

特に男性は意識して上半身も使うことが効果的です。(例:膝をついての腕立てなど)

毎週変わるセラサイズの動きの中でご自身に合った動きを行うことも有効です。

万人に有効な動きはあまりありません。
しかし、あなたの日頃のカラダの使い方によるバランスの崩れに有効な動きはあります。

自分の体に合った動きや回数を探しましょう。