元小学校校長先生からの感謝状

パーキンソン病の改善事例

セラサイズとの出会いに感謝

1.発症してからの経緯

•4年前、左手指の震えを感じて地元の総合病院で受診→脳に異常がないことと、他に病気が無いことから直ぐにパーキンソン病と診断

・ショックと同時に、いとも簡単に病名をつける若い医師に疑問を抱き、

同病院の脳神経内科では有名な医師に診てもらえるよう依頼して受診することができた。

最初の診断では「パーキンソン病ではないね」と言われほっとしたが、「後2,   3年後にはなるよ」との言葉に愕然とした。

その日に処方された薬を2日間飲んでみたが、身体全体がだるくなり睡眠も浅くて薬を飲むことに不安を感じたためその翌日再度受診し た。

状況を話すと「パーキンソン病だね」と簡単に診断名を変えた。合点がいかないので、そう判断した理由を問うと「○○はバーキンソン病が分からなかったのかと言われたくないから」だということだった。

患者のことより自分の保身を優先するこの言葉で完全に信頼関係が崩れてしまった。

•本を読み、インターネットを開き、生活習慣や食べ物について調べて実践したり、

この病気の名医と言われる方とその病院を探したりした。

・J大学附属病院が日本で一番研究が進んでいると言われていることを知り、地元にもその大学病院と提携している病院があるので、早速手続きをとり受診した。

・検査入院を勧められ、約2週間検査を実施した結果、左側のドーパミン量が減少している(他には異常が無かった)ということから「パーキンソン病」と診断され、投薬治療が始まった。

•その頃から左足の膝(20年前に左膝前十字靱帯損傷)に違和感があり、徐々に症状が強くなっていることを話すとレキップの量が増えていった。
しかし一向に症状は緩和されず、「足はしょうが無いね、、」「寿命が延びて120歳になったらみんなパーキンソンだよ」と言われ、配慮のない言葉に失望した。

•このまま服薬治療をしていても効果がないと思い、J大学病院の医師の受診を試みたが、ちょっと身体の動きを診て「大丈夫、寿命まで元気で過ごせますよ」と励まされ、約3分間で受診が終わった。
薬もほぼ前の病院と同じで、何か気が抜けてしまった。
今は半年に1回の受診で、月1回は医師の推薦された地元の医師に診てもらっている。

どの病院でも納得する治療法が得られず、徐々に気持ちが沈んで行くのを感じた。

今まで考えたことがなかったようなことまで脳裏をかすめるようになった(こんな 身体で生きていても、、、)。
私自身も辛かったが、それを近くで見ていた家族の想いは如何ばかりか。家族の暗い表情は私そのものだった。

•今年の3月頃から左足親指のピクピクが酷くなってきた。と同時に脛の外側がむずむずする感覚に襲われるようになった。
パーキンソン病が進行しているのか、それとも薬の副作用なのか分からず、不安感がつのるばかりだった。
医師に話してもはっきりした回答はなかった。

2.セラサイズとの出会い

・薬の副作用のことも気になっていたのでネットで検索していたら、パーキンソン病をリハビリで改善する「セラサイズ」という興味深い内容を見つけ、夢中で読み進めました。
改善事例や患者さん本人の喜びの声を聞いて、「これはすごい!」「ぜひやってみたい」という気持ちが益々高まりました。

•なかなか予約が取れない状況ではありましたが、幸運にも一枠空いたとのことで早速実践に踏み切ることができました。

・今までやったことのない動きに戸惑いながらも、小川先生のアプローチのもと必死に動いている自分の姿を鏡で見たときは、あまりのぎこちなさに苦笑するばかりでしたが、今までの運動との違いを強く感じました。

•新しい動きをする時は大脳が考えて行い、慣れると小脳で制御することが1972年に伊藤正男先生(ノーベル賞候補)の論文で発表さていることを教えていただき、考えて動くことがどんな意味を持つのかということを知ることができました。
また、同じ運動の繰り返しでは脳には刺激が入らないことも。

·30分のカウンセリングの中では自分の身体の調子や良くなったことを聞いてくださり、不安から自信へとそして、本日のやる気へとつないでいただきました。
お陰様で遠方から週一回通うことも苦ではなく、あっという間の2ヶ月間でした。

·40代の時に左膝前十字靱帯を損傷し、パーキンソン病の発症とともに違和感を強く感じるようになり、主治医に話しても薬の量が増えるだけで何の説明もありませんでした。
でも小川先生は違いました。

・エアコンの効く涼しい部屋なのに、先生ご自身汗をかきながら真剣に足のリハビリをしてくださいました。
今まで整形外科や整骨院など何件も行きましたが、このような真剣な態度で向き合ってもらったのは初めてです。

・日に日に元気になる私の姿を見て、家族はとても喜んでいます。
また、「几帳面で優秀な人しかパーキンソン病にはなれません」の言葉を聞いて、パーキンソン病に対するマイナスイメージが薄くなったようで気持ちが楽になりました。

・小川先生の説明を聞いて、仮説に基づいた論理的な思考とご自身の身体を使って一つ一つ検証していく姿には感銘を受けますと同時に、今までの自分がいかに他力本願であったかを反省させられました。

また、半分枯れかかった植物を買ってきたそうで
「新しい芽が2つ出たんですよ」と嬉しそうに話されていた姿が印象的で、優しい一面も見させていただきました。

•今後はセラサイズTVなどを見ながら、自分の身体をコントロールする方法を身につけ、私と同じようにパーキンソン病で悩んでいる人がいたなら、小川先生のように真剣に話しに耳を傾け、少しでも改善の手助けができるよう勉強してみようかなと思っているところです。

セラサイズ(小川先生)との出会いには心から感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

元小学校校長