パーキンソン病と血圧の関係

パーキンソン病と血圧の関係 パーキンソン病 情報・対策日誌

「血圧の真実」知ってますか?

遅いランチをとりに久しぶりにファミレスに入りました。入り口付近で年配の女性たち3人が血圧が高いことや加齢のお話をされています。

お互いに褒めあっています。

「あなたはまだまだ、頭もしっかりしていていいじゃない、、、」

日本のあちらこちらで普通にされている会話でしょう。

スタジオでは運動後に高血圧の方の80%の方が脈拍が低くなります。

以前、脳梗塞のリハビリの方は180あった血圧が1回で120に下がりました。
血流が良くなって下がったと考えられます。

日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン」があります。

高血圧治療ガイドライン
  • 至適血圧 <120 かつ <80
  • 正常血圧 120~129 かつ/または 80~84
  • 正常高値血圧 130~139 かつ/または 85~89
  • I度高血圧 140~159 かつ/または 90~99
  • II度高血圧 160~179 かつ/または 100~109
  • III度高血圧 ≧180 かつ/または ≧110

正常血圧の基準は120~129 かつ/または 80~84とのことです。

基準よりも高くなったら降圧剤を飲まなければいけない?

そう思っていませんか?

それは大きな間違いです。何か理由があって正常値から外れているということです。

私は降圧剤を飲むこと自体に疑問を感じています。

身体は必要性があって血圧をあげています。それを確認しないで勝手に血圧を変えるとカラダは?

最初になぜ血圧が上がっているのかを調べるべきです。

そして、原因に対策を打つべきです。

ある年配の医師のお話:
血圧は加齢により高くなります。
昔は年齢ごとに血圧は上がるのが常識でした。
血管の柔軟性が落ちるので、血圧を上げないと送れない。

以前は、血圧が200を超えないとクスリを出さないという先生もいたようです。

スタジオの会員の最高値は270です。
ご本人は平気とのことでした。
(もちろん、身体が正常になるにつれて通常の120前後に下がりました。)

一方、体を調べないでクスリで基準値まで下げようとする医師もいます。

年齢を考慮しない基準値を基に、薬で数値を下げる、、、?

その後、患者の身体はどうなるのでしょうか?

そもそも数値は体の状態を評価する一つの指標にすぎません。
特に血圧は常に変動しています。
その数値自体を絶対視して体の状況を調べないのはおかしいと思いませんか?

原因の多くは生活習慣にあります。
血圧は自律神経と大きく関係しています。
自律神経が正常でなくなると、血圧も変動する場合があります。

パーキンソン病で自律神経に影響が出た場合、血圧の幅が40未満になる

なぜ、自律神経が正常でなくなるのか?

原因の多くは正しくない生活習慣です。
睡眠不足、不規則で偏った食事、ストレス、運動不足など

もう一つはパーキンソン病のクスリの副作用です。
副作用で血圧が下がることは珍しくありません。

降圧剤が認知症を増やしているという話があります。
身体は脳に血液が必要なので血圧をあげているのです。
薬で無理に血圧を下げると、脳に血液が行かなくなり機能が低下します。
そして、認知症の症状が出ます。

人間の体はとても複雑で論文を読むほどに謎が多いことに気付かされます

健康に必要な3要素、運動、栄養、休養が不足すると、正常を保てなくなる、、、
当たり前の結論です。

セラサイズのリハビリでは根本対策を行います

あなたの固有の原因を探して対策を打つので改善しているのです。
単純に症状を改善するという発想ではリハビリ効果は出ません。

原因対策と並行して、脳と体の機能を回復するセラサイズのリハビリを行うので改善しています。