パーキンソン病との診断を受けたのは2020年の12月
43歳の主婦です。その1年ほど前から、右手と右足の動きにくさを感じていました。
病院で処方された薬を飲みはじめましたが、不眠や吐き気などの副作用もあり、運動療法に切り替えようと薬をやめてセラサイズに通い始めました。
セラサイズのリハビリ
セラサイズのリハビリでは、体重、血圧、脈拍、筋肉量、体脂肪率など、毎回細かくコンディションをチェックして、その数値を基に分析していただきました。今までの生活習慣についても細かいヒアリングがありました。実際の運動はとても簡単なものだけど今までやったことがないような動きでした。
パーキンソン病は悪い習慣があると元に戻ってしまう
動きにくいところを直す動きを教わり、少しずつ改善していきましたが、また悪い習慣があると元に戻ってしまうので、それを観察してカウンセリングで指摘していただき、だんだん問題点が分かってきました。
私の場合は同じ姿勢で体を動かさずパソコンをしたり、体が動きにくいからといって気持ちも億劫になり体を動かさないでいると固まってきてしまうので、そういう時は自分に合った動きをすることで少しずつ改善していけることが分かりました。
「このまま悪くなる一方なんじゃないか」という恐怖心
体が動きにくい日があると、「このまま悪くなる一方なんじゃないか」という恐怖心が出て来てしまいがちですが、セラサイズで分析やリハビリを受けることで、その日の症状やコンディションが良くても悪くても、そこに対応する動きをできる範囲で取り入れていくことが必要だと分かりました。
身体は理由なくただ悪くなっていくわけではなく、普段の生活の中に体の動きを悪くする原因となる習慣があるので、習慣や性格を見直さないと変わらないということを実感しました。
パーキンソン病になってすぐの今の時期に、そういった考え方や心構えの部分を学ぶことができたのは非常に良かったと思っています。
パーキンソン病の改善に必要な運動量と質を探す
その人に必要な運動量は、筋肉量などによって人それぞれなのでそれを見極めるのが大変で、自分の場合は筋力はある方だということなので、それなりの運動をしなければいけないのですが、その分量が難しく、今も自宅でZOOMレッスンを受けながら自分の体を観察する毎日です。
最後に
担当してくださった小川さんは、親身に寄り添っていただき感謝しています。ついついマイナス思考になりがちなこの病気も、「必ず改善します!」「何歳からでも身体は変わります!」と毎回明るく声をかけてくださるので、とても前向きな気持ちになることができました。ありがとうございました。