2019年6月3日から5日までパーキンソン病世界大会に行ってきました。
開催場所は京都の国際会館でメインホールは3000人規模の広い場所。
今回は案内がなかったので発表はできませんでした。
4年前に水戸での第1回パーキンソン病学会でお会いした方たち3名に再会。
皆さんあまり進行しておらず、お話ができて安心しました。
メイン会場では世界中から来た医師が色々な発表をしていました。
海外の医師が発表されていたこと
- 診断に使えるバイオマーカーはない。(診断基準はない)
- 純粋なパーキンソン病の人はいない。
- パーキンソン病は全員の症状が違う。
- 専門医が変わると、別の診断がおりる可能性がある
パーキンソン病、多系統神経障害?、認知症など複数の症状がある - 寝ているときにだけ脳の老廃物を処理する仕組みが働く
(しっかり寝ましょう。睡眠は重要!)
などいろいろ。
結局、冷静に考えるとパーキンソン病は機能低下により起こっている症状に医学的にわかりやすいように名前を付けているだけではないかと感じました。
人間のカラダは非常に複雑で理解できないことがたくさんあります。
それを無理やり理解しやすいように単純化して命名している?
パーキンソン病以外にも難病が300種類を超えてどんどん増えているのも同じ理由?運動、栄養、休養が適切ならば、改善する難病も多いと思います。
現在の医療システムは、ウィルスを突き止めて治すことを前提で作られています。
いまやウイルス性の病気よりも複雑なカラダがバランスを崩すことにより発生する複雑な病気が多く、原因の特定がウィルスほど簡単ではないのです。
原因不明で、表面的な症状に薬を出すので治らないのではないでしょうか?
むしろ、副作用でひどくなっている事例が多い気がします。