英語で『Parkinson’s disease』 。1817年に報告した医師の名前がついています。
患者は日本に15万、米国は150万人以上と言われており、急激に増加しています。1960年代の米国の介護施設でのドーパミンの実験が「レナードの朝」として書籍と映画化。
2019年には京都でパーキンソン病世界大会も開催された。
一般的には「ドーパミンの不足」「黒質の変性」などと説明されることが多いが、症状が多岐にわたり、医学的には原因不明とされる。
パーキンソン病の特徴
多くのサイトで黒質やミトコンドリアの機能低下でドーパミンが不足すると説明されるが、なぜ、黒質が機能低下するのかは説明されていない。
◯全員の症状がちがう。加齢による機能低下に酷似しています。
◯症状に対して命名される。明確な定量的な診断基準はない。
◯パーキンソン病は原因が不明で治療薬はない。
◯症状を緩和するクスリはあるが副作用のリスクが大きい。
表参道セラサイズ・スタジオでは、改善に伴いクスリは減らして頂きます。
飲んでいる薬が少ない方ほど、早期に回復します。
パーキンソン病の診断条件
<診断基準> 難病情報センターからの引用
以下の診断基準を満たすものを対象とする。(Probableは対象としない。)
1.パーキンソニズムがある。※1
2.脳CT又はMRIに特異的異常がない。※2
3.パーキンソニズムを起こす薬物・毒物への曝露がない。
4.抗パーキンソン病薬にてパーキンソニズムに改善がみられる。※3
以上4項目を満たした場合、パーキンソン病と診断する(Definite)。
なお、1、2、3は満たすが、薬物反応を未検討の症例は、パーキンソン病疑い症例(Probable)とする。
※1.パーキンソニズムの定義は、次のいずれかに該当する場合とする。
(1)典型的な左右差のある安静時振戦(4~6Hz)がある。
(2)歯車様強剛、動作緩慢、姿勢反射障害のうち2つ以上が存在する。
※2.脳CT又はMRIにおける特異的異常とは、多発脳梗塞、被殻萎縮、脳幹萎縮、著明な脳室拡大、著明な大脳萎縮など他の原因によるパーキンソニズムであることを明らかに示す所見の存在をいう。
※3.薬物に対する反応はできるだけドパミン受容体刺激薬またはL-dopa 製剤により判定することが望ましい。
医師により診断が変わる可能性がある
定量的に診断基準となるバイオマーカーがなく、症状による診断基準のため、医師によりパーキンソン病との診断は変わる場合がある。
その症状は多岐にわたり、100人患者がいると100パターンの症状がある。
パーキンソン病の世界大会でも「純粋なパーキンソン病患者はいない」と発表されていた。
加齢による機能低下による症状でも、ドーパミンを飲むと元気になるためパーキンソン病と診断されたと思われる場合もある。
パーキンソン病は病気というよりも、脳とカラダのバランスが崩れている状態 !?
症状が異なるということは、原因も異なる可能性が高いという仮説のもとで、原因を探して対策を打っことにより多くの方が改善しています!
リハビリは気軽に参加できるリモートから、最高級のリハビリまで各種ご用意しております。
まずは、お気軽にご相談ください。