特徴:良い時と悪い時の落差が激しい

パーキンソン病 情報・対策日誌

パーキンソン病は、良い時と悪い時の落差が激しいことも特徴です。

無動状態と、普通の状態が短時間で切り替わることもあります。
倒れていた人が、クスリが効き始めると、急に立ち上がって普通に歩き出す、、、

逆に調子が良い状態を見て、悪い状態を想像することはできません。

正確に症状を説明することが難しい

医者の問診

症状や状態を医師に伝えることは、とても難しいと思います。
医師に合う瞬間は、おそらく調子が良くて動ける状態です。
医師はその状態から、最悪の状態を想像することはできません。

ましてや、パーキンソン病は一人一人の症状が異なります。
さらに薬の副作用による症状も考えられます。

医師は、あなたかから聞いた症状を基にクスリを決めて出します。
あなたは、診察の数分間で正確に症状を伝えられているでしょうか?
時間帯によっても変わる症状を正確に表現して伝えることはとても難しいと思います。

スタジオでは毎回リハビリの前にお茶を飲みながらじっくり30分ほどカウンセリングをします。
その日のカラダの状態の確認と、日常の中の原因となる習慣などを見つけるのが目的です。

的確な質問をすることが、非常に難しく一番神経を使います。
平均で4回ほどで、やっとその方の性格、可能な運動強度や特徴、パーキンソン病のタイプがわかります。
リハビリの初回割引体験のチケットを4回にしている理由です。

4回終了時に、分析評価表を基に今後の対応を相談します。

個人により症状が違う理由の考察

血流を上げる

患者のほとんどは背中が鉄板のようになっています。
この状態では脳への血流が落ちます。
椎骨動脈の血流が落ちると小脳への血流が落ちます。

すると、小脳は機能低下を起こします。
機能低下は老化と同じで、発生する症状は人により異なるのです。
特に自律神経にも影響が出るので、症状は多岐にわたります。

機能低下ですので、病理学的な原因は見つかりません

小脳が機能低下すると歩行が困難になったり、手が震えたりすることはわかっています。
実は体は正常なので大脳で意識すると動くことも可能です。
ですから大脳を使う階段や、自転車は普通に乗れます。

複雑な大脳と小脳のバランスにより、カラダが動かせたり、動かせなかったりします。

このことから、国際細胞活性協会の脳細胞活性研究所ではパーキンソン病の直接的な原因は、小脳系の機能低下ではないかと推測しています。

そして、大脳を使うストレッチ&エクササイズでカラダに加え、脳の調整を行うことにより改善効果を出しています。