開発者のパーキンソン病の原因の考察

開発者 小川清貴 パーキンソン病 情報・対策日誌

一般的にパーキンソン病の原因とされているのは、

  • 黒質の神経細胞の減少
  • ドーパミンの不足
  • ミトコンドリアの劣化
  • 活性酸素の増加

なぜ、そうなるかは説明されていません。

これらはすべて変化した後の脳の状態の観察結果です。
なぜこうなったかの説明にはなっていません。

我々は原因は直接的には脳への血流の低下による機能低下と考えています。

十分な栄養や酸素が運ばれないために、脳は正常に機能できず、上記の状態となると考えるとすべての説明が付きます。

残念ながら現愛医学では固まった筋肉の硬直を解いて脳への血流を上げることはできません。それは筋肉も脳も十分研究されていないので、まだ、医学になっていないのです。

病院に筋肉科がないことが、これを物語っています。

パーキンソン病の最大の特徴は人により全く症状が違うこと

2019年の4月、京都で行われたパーキンソン病世界大会より:

『純粋なパーキンソン病患者はいない!』
パーキンソン病は、原因は調べないで典型的な症状がいくつかあり、ドーパミンで症状が改善すると命名されます。

ウィルス性の病気とは全く異なります。

パーキンソン病はカラダの機能は正常でも動かない

不思議なのは階段も登れますし、自転車にも乗れること。
つまり、大脳で制御する動きはできるのに、歩行など小脳で行うことはできなくなるのです。
身体だけでなく、身体を制御する小脳関連の機能低下の問題と考えております。

パーキンソン病は『小脳の機能が低下している状態』のように見えます。機能低下なので、回復している間は普通に動くこともできます。
人により症状が違うことに納得ができますし、そう考えてリハビリ方法を設計しています。

運動と脳の研究者から見た原因

バーキンソン病患者の身体は多くの方が首、肩、背中が硬化しています。
硬化により脳に十分な血流が行っていない状態であると考えられます。

具体的には「椎骨動脈」などの血流量の低下と思われます。
十分な栄養が小脳周辺に届かなくなり、ミトコンドリアの品質低下などが起こっています。

運動を制御する小脳系の機能が低下するために運動機能の障害が起こっているということです。
機能の低下なので「老化」と同じでパーキンソン病は、人により症状が違うと考えると納得できます。

原因が以上の理由だと考えた時、従来の「リハビリ」の問題点が見えてきます。

【同じ動きの繰り返しのリハビリでは大脳には刺激が入らない!】

セラサイズのリハビリは多彩な運動により固まった筋肉を解して脳への血流を正常にします。
十分な血液が脳に流れると脳は正常になります。
脳を正常にしながら、多彩な動きで脳が使える筋肉を増やします。

効果的な独自のストレッチによるリハビリで脳神経と筋肉の両方を回復させます。軽い動きの運動で従来以上の効果を出しています。

従来のパーキンソン病のリハビリの問題点
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免責条項:「パーキンソン病は人により原因も症状も異なります。すべての方に同じ効果を保証するものではありません。」