第1回日本パーキンソン病コングレスで原因の仮説とリハビリをポスター発表

パーキンソン病 情報・対策日誌

パーキンソン病は人ごとではありません。誰でも発症の可能性があります。


2015年6月24日・25日と茨城県水戸市で開かれた第1回日本パーキンソン病コングレスでセラサイズ・リハビリのポスター発表をしてきました。

発表で使ったポスター

第1回なので、一般の方からの発表などもOKというゆるい感じでしたが、主催者の挨拶では、正式な学会とのことでした。

会場には500人を超えるパーキンソン病の方で満員でした。
車いすが、ズラリと並び、歩いている方の多くは杖をついていました。

演題では患者さんと医師が横に並んで、事例発表などを行っていました。

気づいたこと

演壇での発表を見ながら気づいたのは、患者さんも多くの医師も実はパーキンソン病の症状の実態を知らないということでした。

パーキンソン病は病気ではなく「症候群」です。
症状により判断されますが、その症状は多岐にわたります。

人によりもの凄く違います。

若い人や軽度の人もたくさんいる

そして、個人的に大きな発見は、若い人や症状が軽い人もたくさんいるということです。

会社や親戚に秘密で生活されている方もたくさんいます。
そして、どんどん増えている気がします。

World Parkinson’s Day 2016のサイトには

『Parkinson’s Disease Can Happen To Anybody.』と
書かれています。

パーキンソン病の大変さ!

患者の皆さんが、一番困っているのは、症状に対してクスリを飲んで生活していますがパーキンソン病の症状なのか、薬の副作用かわからないということです。

今までに会話したすべてのパーキンソン病の方が、「クスリの副作用は恐ろしい!しかし、飲まないと生活できない」と言っていました。

パーキンソン病の原因の考察

会場でリハビリの専門家や医学博士のお話を聞いて、パーキンソン病は病気ではないのでは?と思いました。

たとえば、私の説明を聞いた、ある国立施設の医学博士曰く、

「パーキンソン病は、動けば良くなる!」

しかし、一般的な病気は運動では治りません、、、

それに、患者さんの中には激しく動くと頭痛などが活性する方もいらっしゃいます。

冷静に考えると、恐らく、機能低下の状態ではないかと思います。
そう考えると、老化と一緒ですから、人により症状が違うのも理解できます。

具体的にはリハビリで来られる、多くのパーキンソン病の方は首、肩、背中が硬化しています。

その状態では脳への血流が落ちます。

もし、小脳系に栄養を運ぶ「椎骨動脈」への血流が落ちると、まさに、パーキンソン病的な脳の機能低下による運動系の機能低下が起こるように思えます。

そして、従来のリハビリなどでは、この問題を解決できません。

セラサイズ・リハビリ的なパーキンソン病の原因の推測

『脳への血流の低下』が、セラサイズ・リハビリでパーキンソン病のお客様をサポートするときの仮説です。

リハビリで多角的に体を変えて血流をUPすると1回めからまず身体が回復して動きやすくなります。

その後のリハビリで脳の機能も徐々に回復してきます。

・昔から脳の細胞は増えないと言われてきました。

しかし、最新のマウスを使った論文では増えているとありますし、年令に関係なく発達するとも書かれています。

セラサイズで脳出血による高度機能障害と左半身麻痺の30代の男性のリハビリを行っていますが、通算8回ほどで、奥様が驚くほど回復しています。つまり、セラサイズで血流と体を治すHSP(HeatShockProtein)を増やすと身体も脳もすごい速さで回復するということです。

会場では、たくさんの方が発表されていましたが、確実に改善する方法を発表する事例は見当たらなかったように思います。

セラサイズ・リハビリだけが圧倒的な効果を上げている可能性が高いと感じました。

そこで、会場でお会いした某国立施設の関係者にご相談してみました。

「評価していただきたいのですが、どなたにご相談すれば良いか、教えて頂けませんでしょうか?」

残念ながら、効果が出ること自体、信じて頂けませんでした。

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圧倒的な効果は、簡単には信じて頂けないのは世の常です。

港区表参道にスタジオを開いて以来、信じてもらえないという体験はセラサイズ・リハビリの開発当初から
数千回以上経験していますし、いまも日常茶飯事です。

常識を超えたサービスを広げることは、マーケティング的にも一番難しいことだそうです。